あなたの実力を開花させるコピーライティング術

ブログやSNSでモノを売りたい?『好き』なことを仕事にしたい?ここでは売れるようになる文章術をご紹介します。

【自分の考え、想いを書くと仕事は入らない!?】

 

こんにちは!

セールスコピーライターの佐野さゆみです。

 

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ブログ集客やSNS集客など

 

”文章を書いて集客をする”類のものには

 

「売る文章力(コピーライティング)が必要だ」

 

という人もいれば

 

 

「コピーライティングなんて必要ない。

自分の想いやストーリーを書けば、共感されて集客できる」

 

 

という人もいます。(苦笑)

 

 

 

文法がぐっちゃぐちゃでも

「想い」が書いてあったら

不思議と読み進めてしまう。

 

 

 

そういう経験は

少なからず1度や2度はあるかもしれません。

 

 

 

私もあるし、

 

 

それを例に出されると

 

「コピーライティングなんて必要ない。

自分の想いやストーリーを書けば、共感されて集客できる」

 

っていうのにも説得力があるなぁ・・・なんて思っちゃいますが。

 

 

 

そう、

 

 

思っちゃいます「が」!!!!

 

 

 

 

自分の想いやストーリーも

「コピーライティング」の知識があってこそ

 

機能することなんです。

 

 

 

 

じゃあ「コピーライティングの知識」って何??

 

 

 

となると

 

「お客さんの立場に立って書く」という知識です。

 

 

 

 

先日

 

「ランサーズで動画編集の仕事に応募してみたんだけど

全然仕事がもらえない。何がいけないんでしょう?」

 

 

 

と悩み相談を受けました。

 

 

 

「どういう仕事に応募したんですか?」

 

 

 

って聞いてみたら

 

 

 

「5分程度の動画編集をして欲しいって。

初心者OKって書いてあったから

自分でもいけると思って応募したんですけどね。」

 

 

って。

 

 

 

それで

どう応募したのか、

 

応募したときに書いた文章を見せてもらいました。

 

 

 

すると

 

↓↓↓

 

 

ーーーーーーーー

はじめまして。○○と申します。

 

私は動画編集を仕事にしたいと思い

現在、動画編集の勉強をしながら

練習で経営者の友人の撮った動画を編集したりして

経験を積んでいます。

 

まだ仕事としての経験はないため

他の方よりも安い金額でやらせて頂ければと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

ーーーーーーーーー

 

 

という文章でした。

 

 

 

なんて正直な内容なのでしょうか。笑

 

 

 

本人は「正直に書くこと」が

誠実さに繋がると言っていました。

 

 

 

あなたは、この上記の文章を読んで

どう思われます??

 

 

もしあなたが動画編集してくれる人を募集するとして

こういう文章が送られてきたら、

 

この人に「依頼したい」と思いますか??

 

 

 

 

「依頼したいと思うか?」というのが

今回の文章を書く点で一番意識するべきところです。

 

 

さらに、

「依頼したい」と思ってもらう文章書くには

 

 

2つのポイントがあります。

 

 

・動画編集を依頼した人の目的は何か?

 

・依頼主が何を重要視しているか?

 

 

この2つです。

 

 

 

 

<依頼主の動画の目的>

 

 

プライベートの動画編集でしょうか?

 

それとも

自分のビジネスに使いたい動画でしょうか?

 

 

ここを募集している文章から判断しなければなりません。

 

 

今回の場合は

お店のPR動画が目的とのことでした。

 

ということは

「自分のビジネスに使いたい動画」

 

ということになりますよね。

 

 

そしたら

この依頼主が重要視(求めている)しているポイントは何か?

 

 

ということを考えらければなりません。

 

 

 

 

<依頼主が動画編集の募集で重要視していること>

 

 

「お店のPR動画を作りたい」ということは

 

お店の認知をあげたいとか

 

お店への客足を増やしたいとか

 

そのような願いがあるはずなんです。

 

 

 

と考えたとき

 

「動画編集を誰よりも安くやります!」

 

という言葉は依頼主に響くでしょうか・・・?

 

 

 

安く作ってもらったところで

 

お店の認知も上がらない、客足も増えないだと

 

お金をドブに捨てたようなものですよね?

 

 

 

一番依頼主が聞きたい言葉は

金額のことじゃなくて

 

 

「認知UPや集客できそうな動画を、この人は作ってくれそうだな」

 

 

思わせてくれる言葉です。

 

 

 

 

なので、

 

 

『私は動画編集を仕事にしたいと思い

現在、動画編集の勉強をしながら』

 

 

 

という文章は

めっちゃ素人っぽいからヤメよう!と言いました(笑)

 

 

 

そしたら

 

 

「でもこの募集してる人

『初心者OK』って言ってるから良いんじゃないですか?」

 

 

 

って言われました( ̄▽ ̄)

 

 

 

バカヤロー!(おっと失礼)

応募してくる人は全員、初心者とは限らない!

 

 

 

・初心者からの応募

・経験者からの応募

 

 

 

はい、この2人から同じ金額で応募があったら

どっちに依頼したいですか?

 

 

 

・・・・

 

 

(相談者)「経験者です・・・」

 

 

 

そうでしょーーー?????

 

 

 

だからね、初心者OKって書いてあるからって

わざわざ初心者アピールはしなくて良いの!

 

 

 

はい、次の文章。

 

↓↓↓

 

 

『練習で経営者の友人の撮った動画を編集したりして

経験を積んでいます。』

 

 

 

これもある意味、

練習だとしても動画編集の「実績」ですから。

(ちゃんとYouTubeとかで全体公開される動画編集であればね)

 

 

ものは言いようです。

 

 

その経験者の友人の動画を編集して

その友人はなんか感想とか言ってました?

 

 

って聞いてみたら

 

 

「あ。そういえばなんかYouTubeにアップしたら

再生回数が結構あって、遠方から問い合わせがあったって言われました。」

 

 

 

なんでそんな大事なこともっと早く言わないのよっっっ!!!!!

ってかそれを文章に書いときなさいよっっ!!( ;∀;)笑

 

 

というわけで

こうリライトしました。

 

 

↓↓↓

 

「経営者の友人の動画編集を担当させてもらい、これまで10本ほどやらせて頂きました。

それら動画をYouTubeにアップしたところ

再生回数が以前よりも上がり、遠方からも問い合わせが来るようになったと感謝された経験があります。」

 

 

 

 

あとは最後のここですね

 

↓↓↓

 

<Before>

 

「まだ仕事としての経験はないため

他の方よりも安い金額でやらせて頂ければと思います。」

 

 

 

 

この文章も、ものは言いようなのです。

 

↓↓↓

 

 

<After>

 

「まだまだ私は動画編集の経験は少ない方かとは思いますが

自分にもっと「再生回数が増えた」や「客足が増えた」などの感想をいただける実績を積んでいきたいので

他の方よりもリーズナブルな金額でお引き受けさせて頂ければ幸いです。」

 

 

 

 

わざわざ

「仕事としての経験はない」とか告白しなくて良いんです( ̄▽ ̄)

 

 

 

それよりも、

「自分が動画編集をしたらどうなるのか?」っていう

”未来”を見せてあげるような文章が仕事は取れます。

 

 

 

 

なので、最終的にはこのような文章になりました。

 

 

 

ーーーーーーーーー

<Before>

 

はじめまして。○○と申します。

 

私は動画編集を仕事にしたいと思い

現在、動画編集の勉強をしながら

練習で経営者の友人の撮った動画を編集したりして

経験を積んでいます。

 

まだ仕事としての経験はないため

他の方よりも安い金額でやらせて頂ければと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

 

<After>

 

はじめまして。○○と申します。

 

募集の記事を拝見させて頂き、

「お店のPR動画」というところで

ぜひ私に協力させて頂けないかなと思い応募させて頂きました。

 

私はこれまで経営者の友人の動画編集を担当させてもらい、

これまで5分ー10分弱の動画を10本ほどやらせて頂きました。

 

それら動画をYouTubeにアップしたところ

再生回数が以前よりも上がり、

 

遠方からも問い合わせが来るようになったと感謝された経験があります。

 

 

私はまだまだ動画編集の経験は少ない方かもしれませんが

 

自分が編集した動画で

「再生回数が増えた」や「客足が増えた」など、

 

友人が言ってくれたような感想をいただける動画編集実績を積みたいと

試行錯誤しながら日々、動画編集の勉強、実践を繰り返しています。

 

ぜひ○○さんの動画編集を担当させて頂いた暁には

○○さんからも「認知が増えた!」「客足が増えた!」というような

ご感想をいただけるよう頑張らせて頂ければと思います。

 

ただ、私自身もまだまだ勉強中の身ではあるので

他の方よりもリーズナブルな金額でお引き受けさせて頂ければ幸いです。

 

ご検討をよろしくお願いいたします。

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

「Before」の文章よりも

「この人にお願いしてみようかな」っていう気が起きる文章になっていると思います。

 

 

 

 

要は、

自分の実力、実績、経験の中で

相手の要望にマッチする部分をピックアップして書くんです。

 

 

 

自分が動画編集をお願いするとしたら

何を知りたいか?

 

 

・経験

・実績

・どんなふうに仕上げてくれるのか

 

 

 

この3点ではありませんか?

 

 

 

これが

 

「相手の立場に立って書く」

 

 

すなわち

 

 

「コピーライティング」

 

 

です。

 

 

 

 

国語や文法なんて関係ない。

 

 

相手の聞きたい言葉を書く。

 

 

 

聞きたい言葉を言ってくれる人がモテるでしょ?

 

聞きたい言葉を全然言ってくれない人はモテません。

 

 

それと同じなんです。

 

 

 

「でもでも・・・・

なんか自分のことを大袈裟に言っているようで・・・

相手を騙してるような感じになりません・・?」

 

 

 

という人が

たまにいます。

 

 

・・・・

 

 

仕事をなめとんのかーーーーっっっ!!!( ̄Д ̄)ノ

 

 

本当に仕事が欲しいなら

それくらいの覚悟でしてください。

 

 

 

そして仕事をもらったら

「嘘つき」って言われないように

 

 

全力で死ぬ気でやってください。

 

 

 

それを出来る自信がないのであれば

仕事をもらう資格はないと私は思います。

(あー・・・自分で言っちゃった。。)

 

 

 

依頼主はちゃんと見抜きます。

 

 

文章から

 

本気でしてくれるのか、

 

それとも軽い気持ちで応募してきたのか。

 

 

 

そして依頼主が

 

軽い気持ちで募集をしているのであれば

 

軽い感じで応募してきた人を選ぶでしょうし、

 

 

真剣な気持ちで募集をしているのであれば

 

本気で応募してきた人を選びます。

 

 

 

 

「え?じゃあ、軽い気持ちで募集してる人に

真剣に応募したら仕事もらえないってこと?」

 

 

って聞こえてきそうですが、

 

 

 

その通りだと思います!!!!!!

(もらえないと思います)

 

 

だから、

 

相手の立場に立って

相手が求めていることを察知して文章を書くんです。

 

 

 

これが

 

「コピーライティング」です。

 

 

 

想像力を働かせてください。

 

 

「この人は何を求めているんだろう?」

 

と。

 

 

それがわかれば

 

自分が何を書けば良いのか

 

自ずとわかってくるはずです(^^)

 

 

 

 

というわけで

 

今日はこの辺にしておきます☆

 

 

また次の記事でお会いしましょう!

 

 

 

コピーライター

佐野さゆみでしたっ!

 

 

あっ!ちなみに今回の相談者さんですが

無事にお仕事もらえたそうですっ!(やったぜ!)

 

 

 

 

 

 

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